jigahouboku<自我放牧>

605

2011-11-17「牧逸馬 運命のSOS」

from ALBUM : 「2011-1120111117 牧逸馬_運命のSOS
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Featured Instruments

Funk Guitar, RadioShout, Bass, Chorus

Lyrics

No.605「牧逸馬 運命のSOS」

青空文庫URL : http://bit.ly/tEvUSb

生と死は紙一枚の差だ。天と地の間にこれ以上怪奇な事実はあるまい。
そしてその怪奇な事実を時として最も端的に示すものに、海洋ほど不遠慮な存在はないのだ。この意味で、海こそは一番の怪奇を包蔵すると云い得る。
タイタニック号―― The Titanic ――の難船実話である。
モザイク風に、凡ゆる角度から、出来るだけ忠実に詳細に記述して行きたい。

橄欖色の皮膚をした仏蘭西人の赤ん坊が二人、船室備付の洗濯籠に入れられ、大きな扉に乗って...

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