jigahouboku<自我放牧>

406

2011-05-02「梶井基次郎 路上」

from ALBUM : 「2011-0520110502 梶井基次郎_路上
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Piano, Chorus

Lyrics

No.406「梶井基次郎 路上」

青空文庫URL : http://bit.ly/kdwqh9

自分がその道を見つけたのは卯の花の咲く時分であった。
Eの停留所からでも帰ることができる。しかもM停留所からの距離とさして違わないという発見は大層自分を喜ばせた。変化を喜ぶ心と、も一つは友人の許へ行くのにMからだと大変大廻りになる電車が、Eからだと比較にならないほど近かったからだった。ある日の帰途気まぐれに自分はEで電車を降り...

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