LyricsNo.503「素木しづ 追憶」青空文庫URL : http://bit.ly/oLaJ5vまた秋になつて、まち子夫婦は去年とおなじやうに子供の寢てる時の食後などは、しみ/″\と故郷の追憶にふけるのであつた。 今年もとう/\行かれなかつたと、お互に思ひながらも、それがさしてものなげきでなく、二人の心にはまた來年こそはといふ希望が思浮んでゐるのであつた。 Bookmark |
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